昨日、
ある人から
亡くなってから
集骨までの一連のことを頼まれた。
我が事業所の福祉を利用している70歳代の独居の方だ。
安置や葬儀の流れ、お別れの方法など
リクエストを聞きながら決めた。
流す曲から料理まで決めた。
延命を望まず、穏やかに逝きたい、と。
葬儀社や福祉サービス事業所を交えて決定した。
最後に言った言葉が
心に刺さった。
体の心配よりも、
死んだ後のほうが心配だった。
選べないだろう。
でもこうやって自分で選んで決めたことで安心した。
心置きなく逝ける。
安堵の表情をした。
私たちは、
人生会議
と言うACPを
このように事業所として進めています。
死を意識したときから
人生の最終段階をケアで支えつつ、
スピリチュアルケアをする。
その上で、
葬儀やグリーフケアを含めた総合的な支援を
今後も進めます。
私たちのケアは、
それだけに留まらず、
当事者や家族からその当事者の
欠けがえのない人生を共有します。
第二の死がないようにするためです。
ここに、地域共生社会が生まれます。