ホッとスペース中原では、
積極的に実習生やボランティアを受け入れています。
中学生の職場体験、高校生のインターンシップ、大学や専門学校の介護実習、社会福祉の実習、就労支援の実習、スピリチュアルケア等。
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介護や福祉に興味関心のある方が1人でも多く増えてほしい。「介護っていいな、面白いな」と感じてほしい。
また色々な年代や立場の人たちが来ることで利用者さんにも豊かな交流が生み出され、職員自身が自分を見直す機会、成長する機会にもなっています。
昨年秋に実習に来た学生から、実習まとめが送られて来ました。
素晴らしい内容だったので、ご本人了承の上、一部抜粋し分かち合います。
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今回の実習で、利用者さんを尊重することの大切さ、一方的な支援ではなく相互関係から福祉は成り立つということを学びました。
なんでもかんでもしてあげるのでは、苦に感じる方もいるとわかり、お手伝いをお願いすること、それに対してお名前を呼び感謝の気持ちを伝えることで、まだまだやれる能力を持っている利用者さんに、力を貸していただき、誰かの役に立っていることや必要とされていることを実感してもらうことで、利用者さんが自信を持って生き生きと過ごせるのだと思いました。
〜中略〜
一人ひとり、違う理由や違う思いで通っていらっしゃることも、生きてきた背景が様々なことも、お話すればするほどわかり、だからこそ、一人ひとりに合う支援の方法が必要なのだということを改めて感じました。
多くの利用者さんが、積極的にお手伝いしてくださる姿を見て、何かしてもらうことを求めてここに来てる方はあまりいないように感じました。
職員の方や他の利用者さんに感謝されること、必要とされることを、嬉しそうに、お手伝いしてくださる方々を見て、人に頼られ、感謝され、必要とされることで感じるやりがい、生きがいはとても大きなものなのだと感じました。
何かを与えるだけの一方的な支援では、福祉は成り立たないということが、6日間の実習でよく分かりました。
〜中略〜
一人ひとり違う人間だからこそ、難しことも多いけど、どんな人でも人間らしく、自分らしく生きる権利を持っていて、いくつになっても、生活に障がいを感じるようになっても、人としての感情や思いが消えることは絶対にない、というのは共通する部分だと思いました。どうしたらその方が自分らしく、伸び伸びと、生きがいをもって生活することができるのか、一人ひとりの気持ちを汲み取り、一緒に考え、お手伝いしたり、してもらったりしながら信頼関係、相互関係を築いていくことが福祉をするうえで大切なことだと学ぶことができました。
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明日の福祉を担う方々を心から応援しています!
ホッとスペース中原デイサービス